2008年2月13日水曜日

特急・スプリンターでとんぼ帰り


1月31日、寝台列車でチェンマイに着いたのが朝の7時半。駅出口にはトゥクトゥクやツアー会社の客引きが騒がしい。チェンマイに来たのはこれが初めてで、本来ならゆっくり街歩きをしたかったのだが、駅から市街地まである程度距離があることと、限られた日程の中でたくさんの列車を乗りこなすことを考え、たった1時間ちょっとの滞在に・・・。駅横の店で豚足煮込みご飯の朝食をとり、鶏のから揚げ1本を持ち帰りにしてもらい駅で食べる。骨ばかりで骨を食べた駅イヌのほうがハッピーだったかも。
 
12 特急列車 CHIANG MAI 08:45 ⇒ AYUTTHAYA 18:52
 
←バンコク [2等車][2等車][2等車]
 

タイ国鉄が飛行機客の取り返しを目論んで導入したという快足スプリンター列車に乗車。乗った車両はイギリス製のものではなく、2次車?の韓国製のものだった。車内はいすやテーブルなどだいぶくたびれてきている。回転式リクライニングシートが並ぶが、窓枠と配置があっていなくて、自分の座った18番席はおもいきり窓枠の横でがっかり。チェンマイ発の時点では空いていたので1列後ろの席に座らせてもらう。また、先頭車両では前面眺望も楽しめ、しばらく見せてもらった。
このスプリンター列車、自分はレイルパス利用だったから関係ないけど、正規料金で乗るとけっこう高いらしい。その代わり、スピードと車内サービスがある。チェンマイからアユタヤーまで乗った中で、朝食、昼食、3時のおやつと3食もサービスされた。飲み物はコーヒー、オレンジジュース、コーラ、ミネラルウォーターなど選択肢があり、客室乗務員に言えば、飲みたいときにおかわりももらえるようでした。肝心の味のほうですが、菓子パンやマフィンはどこで食べてもたいして変わらないけれど、お昼のお弁当はタイ版コンビニ弁当といった感じでちょっといまいち。各駅の停車時間も短く、窓も開かない車両なので途中駅で売り子からものを買うこともできないし、残念だけど次回もまた乗りたいとは思えない列車でした。

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