2008年2月18日月曜日

マレー鉄道東海岸線のローカル列車に乗ってみよう


マレー鉄道東海岸線のローカル列車に乗ってみよう!
 
マレー鉄道の東海岸線にはノンエアコンのおんぼろ客車によるローカル列車が運転されています。このローカル列車、クランタン州の幹線道路から外れた地域の人々にとっては唯一の公共交通機関だったりもします。列車の車内はかなりくたびれていて、お菓子や飲み物の物売りも乗車しています。夜行列車で通り過ぎてしまうことの多い旅行者にはなかなか縁遠いこのローカル列車ですが、車窓に広がる熱帯雨林のジャングル風景も含め、なかなかよいものです。
 
以下に比較的、乗りやすい列車をご紹介します。
コタバル方面への到着は、急行列車利用時よりも3時間ほど遅くなります。
 KLセントラルグアムサン パシルマスワカバル トゥンパッ 
XW/1620300606 → 091909360955
   ↓乗り換え    
MEL82 0700 → 121212331255

クアラルンプールを夜 20:30 に出るエクスプレス・ワウ (XW/16) に乗車すると、翌朝6時過ぎにはマレー半島内陸部の町グアムサンに到着します。ここで1時間弱の待ち合わせで東海岸線のローカル列車 MEL 82 に乗り換えることができます。駅の食堂などで朝食をとるのにちょうどよいでしょう。
 
グアムサンを出たローカル列車は、見た感じ駅ともいえないようなみすぼらしい小さな駅にもひとつひとつ停車していきます。途中、反対方向の列車との行き違いで長く停車する駅もあります。5時間以上におよぶ列車の旅で、マレーシア内陸部の大自然とカンポン(田舎)風景を楽しむことができるでしょう。
 
この MEL 82 列車、タイ国境へ向かう人の下車駅、パシルマスには12時過ぎ、コタバルへ向かう人の下車駅、ワカバルには12時半頃、終点のトゥンパッには13時前に到着します。3駅とも路線バスに乗換えができます。
 
3時間余分にみれば楽しめるマレー鉄道ローカル列車の旅、いかがですか?