2010年6月9日水曜日

ホストファミリー Pak Wahab さんご一家


5月20日朝8時、気持ちの良い目覚め。昨日はとんだハプニングがあったのでよく見ていなかったお家と部屋を観察。Pak Wahab さんちは平屋建てのトタン屋根のお家です。玄関前にはソファが並び、造花が飾られています。
 

玄関を入ると縦長の広いリビングとなっていて、各部屋のドアがあります。僕が2泊過ごす部屋は玄関よりの6畳くらいのお部屋です。
 

リビングの奥はキッチンとバスルーム。キッチンの片隅の地べたに座って朝食をとりました。タバコを吸うオトナの男性陣には日本から持ってきた「三ツ矢サイダー」が大受け!これは美味いってすぐになくなりました。
 

バスルームはコンクリート敷きで、水道のホースと水溜があり、ホースで直接、もしくは、手桶で水浴びする感じです。給湯器がないので、冷水のみ。それでも十分でした。トイレはまた別のところにあります。
 

家族は Pak Wahab さんと奥さん、娘さんとその子供2人。みんな普段はかなりラフな格好ですが、カムンティンに買い物に行くときや写真を撮らせてというときは急に着飾ります(笑)
 

写真は、Pak Wahab さん一家と Seed さん(腕を肩に回してる男性)。滞在中、とても親切にしていただきました。

タイピン駅、長く感じた心細い2時間


なんと定刻19時51分にエクスプレス・ラヤッはタイピン Taiping 駅へ到着。ライトで映し出された駅名のサインボードにはエサの虫を待つヤモリが止まっていました。ここタイピン駅で今回のカンポン・ホームステイのアレンジをお願いしたカイルル・サレー Khairul Salleh さんと待ち合わせの約束をしています。空港の到着ロビーのように「Selamat Datang!! Mr. Chocolate♪」という紙を持ったマレー人を探しましたが見当たりません↓ 列車は定刻にちゃんと到着しているというのに・・・。
 
列車が発車した後、タクシーや迎えの車に人々が吸い込まれていくと、駅はまたしんとした空気に包まれます。僕は一人、取り残されてしまいました。カイルルさん、来てないじゃん!!僕は一気に悲しくなりました。あんなにメールでやり取りして、お願いしていたし、向こうも喜んで引き受けてくれた風だったのに・・・。とりあえず30分待ってみよう。待ってみましたが・・・、やってきません↓ 1時間・・・、待ちましたがやはり誰も来ない。こりゃ、はぐらかされたかな・・・↓ それより、今夜どうするんだ?もうタクシーもいなくなっちゃったし、タイピンで泊まるのにどう移動しよう?いや、レイルパス持ってるんだから、もう今夜の列車でクアラルンプール方面に出て、スケジュールを一気に変えちゃうか・・・?いろいろ考えました。だけど、次に駅の窓口が開くのは午後10時からとのこと。それまでは切符すら手に入れられない・・・。
 

大きな地図で見る
A:Stesen Keretapi Taiping タイピン鉄道駅
B:Kampung Dew デュー村
 
日本から持ってきたスナック菓子をやけ食いし、ジュースをやけ飲みし、ベンチに腰掛けてうなだれていると・・・、「Chocolate♪サン?」と申し訳なさそうにカイルルさんがやっと来ました。2時間弱遅れで!!なんでも、ホタル鑑賞の予約が入り、ボートを出していたので約束の時間に駅に来られなかったとのことで・・・↓ 電話も繋がらなかったので、ホントすっごく不安な2時間でした。
 

一通り謝罪を受けた後、お腹は空いてる?と聞かれ、少し軽く食べたかったのでタイピン市内のコピティアムに連れて行ってもらいました。ここで今回、ホームステイするカンポン・デュー Kampung Dew について詳しい説明を受けます。木炭で生計を成している貧しい村だということ、僕が初めての海外からのホームステイ客であること、など。そして、2泊させていただく Pak Wahab さんと友人の Seed さんを紹介されます。サテーを食べ、車でテスコの両替所にも行った(結局、営業時間は終わりだったけど)のでカンポン・デューのお宅に着いたのは0時過ぎ。とりあえず今夜はもう「おやすみなさい」です。