2009年10月22日木曜日

2日目、パヤ島マリンパークへ


2日目、今日は丸一日パヤ島マリンパークで過ごすオプショナルツアーだ。朝食ビュッフェのとき、パヤ島で使うための食パンが欲しいとウェイターさんに告げるとたっぷりと E&O の洒落た袋に入った食パンを持ってきてくれた。水着も浮き輪も持ったし、準備はオーケー。約束の時間8時にフロントに向かい、ペナン島各所のホテルからピックアップしてきたランカウイ・コーラルの送迎バスに乗車。ほんの10分足らずでジェッティへ到着。ペナン島とランカウイ島を結ぶ高速船がパヤ島に途中寄港する。パヤ島までは約1時間45分とのこと。
 

ペナンを出た船からはしばらくのあいだジョージタウンのビルが見えたがそのあとはひたすら海の中を行く。適当に割り振られた番号の座席で窓際ではなかったので空いている窓際席に移動し、景色を眺めるものの一面真っ青な海だけで飽きてしまうし、クーラーが若干きついので寒くなってくる。乗客はパヤ島へ遊びに行くと思しき観光客が6割くらい、残りがランカウイへ向かう旅行者や地元の人たち。日本人もちらほら見受けられた。
 

少しうとうとしちゃったのちの10時過ぎ、パヤ島と浮島が見えてきた。国立海洋公園のパヤ島からほんの少し沖にランカウイ・コーラルの『ポンツーン』と呼ばれる人口浮島があります。船はそこに到着しパヤ島で過ごす観光客を降ろしたのちランカウイ島へと。浮島にはテーブルと椅子が置かれていてそこに荷物や着替えを置いて浮島周辺でシュノーケリングができるようになっています。また昼食もそこでとり、ジュースやTシャツなどの売店コーナーもある。
 

荷物を置き、自分たちのテーブルを確保した後すぐ、このパヤ島での過ごし方についてレクチャーが始まった。マレー人の陽気なおっちゃんが身振り手振り各国語のカタコトを交えてユーモラスに話してくれる。水中めがね、シュノーケル(水中で呼吸をするための筒)、フィン(足ヒレ)、ライフジャケットは各サイズ用意されていて自分に合うものをピックアップできる。また、浮き輪はボンベを使ってあっという間に膨らませてくれた。
 

浮島の周りは餌付けされていることもあって、魚がうじゃうじゃ泳いでいる。持参した食パンはこの魚たちの餌付けに使うのだ。ちぎって投げ入れるとバシャバシャ音を立てて魚が集まってくるし、ペットボトル等に入れて少量ずつ食べられるようにすることもできる。浮島はパヤ島本島から少し沖にあるので泳ぎだすと足は着かない。なので臆病者の僕は浮き輪を持参したというわけ。また、サンゴの上に立ってはいけない。監視員に笛を吹かれて注意されちゃいますよ。みんななかなか泳ぎださないけれど、僕は浮き輪があるのでラクに浮島を離れることができた。パンくずで餌付けしつつさかなたちを観察します。
 

昼食前の午前中約1時間半、自由行動で思い思いに過ごす。浮島周辺の一定のエリア内なら自由に泳いでシュノーケリングすることができます。浮き輪で泳いでいってパヤ島本島まで行くことも可能。ランカウイ・コーラル社以外のツアー会社だと、浮島ではなくパヤ島に上陸し、浜辺でシュノーケリングをすることになります。シュノーケリングをする人がほとんどですが、少数はダイビングもしていました。ダイビング初心者が練習するにはうってつけなポイントだそうです。

EASTERN&ORIENTAL HOTEL


ペナン国際空港で現地ガイドのヨウさんと会った後、旅行会社のバンで EASTERN&ORIENTAL HOTEL (E&O公式サイト・音楽が流れます♪~) へ。車中で簡単な挨拶とマレーシアの基本についてレクチャーを受ける。オプショナルツアーを頼んでいるのでその確認もして、ホテルに着いたのは夜9時頃。ウェルカムカクテルとコールタオルをいただいている間に要領よくヨウさんがチェックインの手続きを済ませてくれた。これから3泊過ごすのは、310号室。荷物はあとから運んでもらい、身軽になって部屋へと案内される。
 

E&O ホテルは全100室・4階建て・全室スイートタイプの超ゴージャスな☆☆☆☆☆ホテル。自分たちの部屋はスタンダードなランクのデラックススイート(58㎡)で、シービューのツインルーム。リビングエリアとベッドエリア、バスルームとわかれている。まずはベッド、これでもかというほど大小4つも枕があって、一体どう眠ったらいいのやら(笑)そしてふかふかのお布団が快適な眠りを誘ってくれそう。
 

そして、バスルームへ。洗面台はバスタブをはさんで左右に配され、1人1つずつ使うことができる。バスタブは浅めのもので注意していないと水があふれたり、こぼれたりして回りの床がビショビショになってしまう。1日目の夜、豪快にバスタブでシャワー浴びたり、泡を立てたりしていたら大変なことになってしまった!2日目以降は別に独立して設置されているシャワーブースとうまく使い分けてお上品に入浴しました。
 

蛇口やシャワーホースも丁寧に磨かれていてピカピカ!とても気分よく利用できます。洗面台横には E&O ロゴ入りの各種アメニティグッツが置かれていて、ほとんど使わずに記念にいただきました。翌日ばっちし補充されていてちょっと申し訳なく思ったり、庶民だなぁ、とつくづく思ったり。タオルやバスローブ、足拭きマットもふかふかのものですごく気持ちがいい。これらのアメニティグッツはホテルの売店でも売られています。また、クローゼットにはバティックのサロンが用意されていました。簡単な巻き方も書いてあり、マレーシアらしさも味わえてよかった。
 

リビングエリアはうまくコンパクトにまとめられていて、ボックスに入ったテレビ、ソファ、ライティングデスクがあります。デスクのライトや椅子など凝ったものがさりげなく選ばれているあたりはさすが高級ホテル。テレビ台の下にミニバーが用意されていて、ドリンクとスナックが置かれていました。その他、ルームサービスもいろいろと用意されています。荷物が届いて、それを開いて落ち着いたらもう夜10時過ぎだったので外での夕食はあきらめ、ルームサービスと持参したお菓子類で済ませました。
 

毎日のサービスは、E&O のロゴ入りペットボトルウォーターが毎日4本。また、日替わりでフルーツも届けられます。あとは英字新聞とマレー語の新聞。ミニバー横にはティーセットもあり、コーヒーと各種紅茶が自由に飲むことが出来ます。そのための湯沸かし器と電気蚊取りマットが高級ホテルのわりにはしょぼいものが置かれていて、なんかほのぼのしちゃいました。ベッド横にはバトラーボタンがあり、24時間各種サービスをお願いすることが出来ます。ライトのボタンと間違えて1度押してしまい、部屋にすぐ折り返しのお電話が来たときはビックリ。
高級ホテルに泊まる旅、初日はあっという間に過ぎていきます。