2010年7月21日水曜日

KL Sentral 1st class Lounge


美味しい肉骨茶を食べたあとはクラン Klang 駅から KTM コミューターに乗り、KL Sentral へ。
 
KTM コミューター Klang→KL Sentral
 

今回の旅、最後の乗車は KL Sentral から Singapore への Ekspres Rakyat 1等車です。ここ KL Sentral 駅では1等車のお客様専用のファーストクラスラウンジがあるので、待ち時間そこで過ごすことにしました。
 

清潔感漂うカーペット敷きにゆったりソファの並ぶラウンジはまだ誰もいませんでした。入り口で係のお姉さんにチケットを見せ、中へと入りゆったりとした時間を過ごします。階下には一般客の待合スペースが見られるあたり、さすがはファーストクラスラウンジ!
 

コーヒーや紅茶はセルフサービスです。ラウンジ内にはマレーシアの観光マップや KTM の機関車の写真、プロモーション広告などが飾られています。
 

結局、ラウンジには僕以外誰もやってきませんでした。ラウンジ利用客は、列車の時間になると優先的にホーム直結のエレベーターで案内されたり、優雅な雰囲気が味わえるのになぁ。

2010年7月20日火曜日

美味しいクラン Klang の肉骨茶


6月2日。朝食も昨日と同じインドレストランへ。朝からあっさりしたものなど一つもなく、辛そうなものが並んでいます。
 

トセとロティトゥローを頼みました。
 

ホテルのフロントは昨夜と同じ美人さんが待っていました。チェックアウトをして、ホテルをあとにします。
 

結局、クアラルンプールまで行くのにバスでクラン Klang に出て、コミューター電車に乗り継ぐ昨日と同じルートにすることにして、バスを待ちます。
 
市内バス Kuala Selangor→Klang
 

クランの町は肉骨茶で有名。駅までの道で通りかかった店に入店しました。(昨年も同じ店に来た!)肉骨茶ひとつ!って頼むととろけるような柔らかい肉ばかり入った僕にとっては美味しそうな肉骨茶が出てきました。モツ肉とか骨だらけの肉ではなく、上等そうな部位ばかり選んでくれたみたいで嬉しかったです。
 

それでいて、お値段はご飯とアイスティーをつけて RM 8.90 なんですから、ありがたい。これからコミューター電車に乗って KL Sentral へと向かいます。

クアラスランゴール Kuala Selangor へ


KL Sentral に到着したのが午後3時過ぎ。これからコミューター電車に乗り継いでクラン Klang へ向かいます。KTM コミューターは慢性的な車両不足で各方面30分おきにしかやってきません。なかなか待たされる時間は長く、待っている乗客も増えていきます。そして、車両タイプによってドア位置が違うので、乗車マナーもまったくなっていません。ここは負けないように気合入れて、乗り込みます。KL Sentral を発車するとしばらくしてスコールになりました。クランに到着しても雨はまだ降り続けています。バスターミナルへ行きたいのだけど、この雨で足止めを食らってしまいます。
 
KTM コミューター KL Sentral→Klang
 

小雨になってきたので、ミニバスに乗ってクランのバスターミナルへ。ここからクアラスランゴール Kuala Selangor 行きバスに乗ります。18時半頃クランを出たバスは混んでいて大変。終着クアラスランゴールに着いたのはもう夜とっぷり日が暮れて、バスも終バス、タクシーもいない状態で途方に暮れます。
 
市内バス Klang→Kuala Selangor
 

しょうがないので、来る途中に見つけていたホテルへ向かうため、バスで来た道を20分くらい歩いて戻りました。今夜泊まれるホテルがあるだけでもありがたく思わなくては・・・。
 

ホテルは窓なしの部屋と窓ありの部屋どちらにしますか?と聞かれたので窓ありをチョイス。1泊65リンギットのビジネスホテル風なところです。シャワーを浴びて、着替えて、ホテル近くのレストランへ向かいます。
 

陽気なインド系の方たちでにぎわうレストランに入店。ここは24時間営業のようです。まずはロティチャナイを頼み、そのあと、まだお腹が空いていたのでクィッティオゴレンを作ってもらいました。美味しいのだけど、かなり辛くて飲み物を3杯もお替りしたので、周りの子供たちに笑われてしまいました。
 

クアラスランゴールに到着するのがあと1時間くらい早ければ、ここでもホタル鑑賞に行けたのでしょうが、スコールのせいで遅れてしまったのが悔やまれます。なんのためにクアラスランゴールにやってきたのだか↓

2010年7月19日月曜日

複線区間を行く


すれ違うシャトル列車
 

イポー Ipoh から先は複線区間。シャトル列車や試運転中の ETS と頻繁にすれ違います。
 

Tanjong Malim 駅到着前アナウンス
 

Tanjong Malim 駅から先はそれに加え、コミューター電車ともすれ違います。近代的なマレー鉄道の一面を見せていますね。列車はクアラルンプール駅に停車したあと、下車駅の KL Sentral へ。
 

Kuala Lumpur 駅に到着
 

Sentral Kuala Lumpur 駅到着前アナウンス

単線区間を行く


カーブ区間で客車のドアを開け、くねくねと走る車両を撮影。単線区間は自然も豊かで、僕は好きです。通過する駅や踏み切りも赤と緑の旗を手にした人が管理していて、のどかな感じがします。
 

マレーシアは緑が豊かです。空の青と自然の緑、絶妙なコントラスト。
 

Chemor 駅を通過
 

Tasek 駅を通過
 

マレー鉄道北部路線の複線化も順調に進んでいるようで、2013年にはほぼ完了するそうです。これから数年で大きく変わるだろう、マレー鉄道です。
 

Ipoh 駅到着前アナウンス
 

Ipoh 駅に到着

2010年7月18日日曜日

クアラカンサー Kuala Kangsar へ


峠越えで、ちょうど保線作業をする人たちを見かけました。こんな山の中で木の枝を切ったり、雑草を刈ったり、ご苦労様です。
 

トンネル その1
 

この付近は周囲に家もなく、木々が生い茂っている中をゆっくりと走ります。
 

トンネル その2
 

しばらくくねくねと下って行ったあとは、クアラカンサー Kuala Kangsar 駅へと向かうだけ。
 

Kuala Kangsar 駅到着前アナウンス
 

Kuala Kangsar 駅を発車

景勝地 Bukit Berapit Hill


タイピン Taiping 駅を発車後、列車は速度控えめになり、くねくねした山間路に入っていきます。木々の間をくぐり抜け、トンネルもいくつかくぐります。
 

トンネルを抜けて
 

くねくね山道を行く1
 

ここ Bukit Berapit は峠になっていて、鉄道、南北ハイウェイ、幹線道路1号線が束になって山越えをする区間です。すぐ近く斜め上にはハイウェイを見ながら列車はゆっくりと進んでいきます。
 

くねくね山道を行く2
 

Bukit Berapit 駅を通過
 

マレー鉄道のトンネルは数少なく、ここ Bukit Berapit に7~8割方は集中しているのではないでしょうか?建設当時の技術では長い区間のトンネルは無理だったためです。この峠越え区間も複線化の際には、一気に突き抜ける長いトンネルのバイパス線を掘るそうです。なので、この山道の車窓が楽しめるのもあとわずかです。貴重かも。