2009年10月23日金曜日

サメの餌付けショー


パヤ島は自然保護地域に指定されていて、島に泊まるということはできないようです。島には雨や日差しをしのぐ東屋と仮説トイレがあるくらいで、あとは自然そのままといった感じ。
 
浜辺にみんなが集合すると、パヤ島ツアーのメインイベント「サメの餌付けショー」の始まりです。
 

インストラクターが用意していた生血たっぷりの生魚(小アジかな?)をちらつかせると血のにおいに誘われてサメが浅いところまでやってきます。ツアー客には指を噛み切られちゃうよ~、なんて脅してくれます。
 

おっちゃんは、みんなの見ている目の前までうまくサメをおびき寄せてくれるので、生魚にバクッと食いつく様子を見ること、写真に収めることができて大感動!この子サメはツマグロという種類の幼魚だそうです。
 

サメの餌付けは10分程度でおしまい。そのあとは浜辺でしばらくのんびりしました。インストラクターのおっちゃんは浜辺に生えている木の実を取ってきて、食べてみ~、と言います。これが甘くてけっこう美味しかった!他にもススキに似た草をもぎとってきて、あとでプレゼントを作ってあげるよ、と言ってくれました。
 

そしてまたボートに分乗し浮島へと帰ります。15時半くらいまではまたフリータイム。パンくずの餌付けやシュノーケルを中心に楽しみます。
 
インストラクターのおっちゃんは時間の合間を見て、各テーブルを回り写真撮影に応じたり、さきほどの草を使って「草笛」や「バッタ」をちゃちゃっと器用に作り上げてプレゼントしてくれました。いい記念品ができて嬉しかった。
 

15時を過ぎるとそろそろおしまいの時間。浮島にはシャワーコーナーと着替え所があるのですが、間際になると混雑してくるので少し早めに切り上げます。帰りもランカウイからペナンに向かう船がパヤ島に途中寄港し、それに乗船です。予定時刻より遅れてやってきたので少し待たされましたが、インストラクターのおっちゃんと楽しく過ごせたので良しとします。帰りの船ではほどよい疲れもあってうとうと。パヤ島のシュノーケリングツアー、とっても楽しむことができました。

昼食後、パヤ島へ上陸


浮島『ポンツーン』には、水中展望台もある。階段を下りていくとガラス張りでおさかなやダイビング中の人を見ることができます。その他、サンデッキもあるし、このランカウイ・コーラルの人口浮島、設備は整っています。午前中は浮島からかなり離れたところまで泳いでいき、さかなやサンゴを観察したり、島まで泳いでいって、ちょっとだけ上陸してみたりしました。浜辺の近くにはなまこがいっぱいいたなぁ。
 

そして、ランチタイムです。ビュッフェ式ランチで好きなものを取ってきて各自のテーブルでいただきます。飲み物はお水とコーヒーと紅茶があり、これも好き勝手に飲めますし、売店でジュース等も買えます。中国人や韓国人の団体と一緒だと取り合いになって大変!なんて話もネットで読みましたが、僕の行った日はいたって落ち着いた雰囲気の中、ゆっくり食べることができました。自分たちの周りにも数組日本人観光客がいておしゃべりしながらの昼食です。
 

ランカウイ・コーラルのその他のサービスとして「グラスボート」があります。ガラス張りの床付きの小船で浮島の周囲をぐるっと回るものです。肝心のガラスがひび割れていたり、傷ついているのでちょっと視界は不明瞭ですが、遠くまで泳いでいくのに不安のある人にはありがたいサービスですね。
 
朝、マレー人の陽気なおっちゃんインストラクターから昼食後の午後1時からパヤ島に上陸するミニツアーがあると案内されています。グラスボートとはまた別の小さなボートに分乗してパヤ島本島へと向かいます。
 

海の写真で色の濃い部分はサンゴがあるところです。
 
ボートで浜辺に到着すると、真っ白な砂浜が広がっています。インストラクターのマレー人のおっちゃんは後を気にすることもなく、どんどん進んで行ってしまいます。観光客はただただ付いて行くだけ。(ポイント・島へ上陸するときはインストラクターのすぐ後ろの位置をキープすると120%楽しめます。)
 

浜と浜の間を結ぶ木道を歩いてゆき、隣の浜へ移動。こちらにはイースト・マリン社のツアー客がシュノーケリングを楽しんでいます。ランカウイ・コーラル社よりは少ない人数でのんびりしている感じでした。そんな彼らを横目に島の桟橋へと向かいます。真下を眺めるとここも餌付けされているからでしょう、さかながうじゃうじゃ。さかな以外に小さなサメも見られます。パンくずを投げ入れるとさかなたちがすごい勢いで集まってきて、それを狙うサメも活発に動くのを観察することができます。
 

さて、このあとは、パヤ島ツアーのメインイベントです!