2010年6月9日水曜日

タイピン駅、長く感じた心細い2時間


なんと定刻19時51分にエクスプレス・ラヤッはタイピン Taiping 駅へ到着。ライトで映し出された駅名のサインボードにはエサの虫を待つヤモリが止まっていました。ここタイピン駅で今回のカンポン・ホームステイのアレンジをお願いしたカイルル・サレー Khairul Salleh さんと待ち合わせの約束をしています。空港の到着ロビーのように「Selamat Datang!! Mr. Chocolate♪」という紙を持ったマレー人を探しましたが見当たりません↓ 列車は定刻にちゃんと到着しているというのに・・・。
 
列車が発車した後、タクシーや迎えの車に人々が吸い込まれていくと、駅はまたしんとした空気に包まれます。僕は一人、取り残されてしまいました。カイルルさん、来てないじゃん!!僕は一気に悲しくなりました。あんなにメールでやり取りして、お願いしていたし、向こうも喜んで引き受けてくれた風だったのに・・・。とりあえず30分待ってみよう。待ってみましたが・・・、やってきません↓ 1時間・・・、待ちましたがやはり誰も来ない。こりゃ、はぐらかされたかな・・・↓ それより、今夜どうするんだ?もうタクシーもいなくなっちゃったし、タイピンで泊まるのにどう移動しよう?いや、レイルパス持ってるんだから、もう今夜の列車でクアラルンプール方面に出て、スケジュールを一気に変えちゃうか・・・?いろいろ考えました。だけど、次に駅の窓口が開くのは午後10時からとのこと。それまでは切符すら手に入れられない・・・。
 

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A:Stesen Keretapi Taiping タイピン鉄道駅
B:Kampung Dew デュー村
 
日本から持ってきたスナック菓子をやけ食いし、ジュースをやけ飲みし、ベンチに腰掛けてうなだれていると・・・、「Chocolate♪サン?」と申し訳なさそうにカイルルさんがやっと来ました。2時間弱遅れで!!なんでも、ホタル鑑賞の予約が入り、ボートを出していたので約束の時間に駅に来られなかったとのことで・・・↓ 電話も繋がらなかったので、ホントすっごく不安な2時間でした。
 

一通り謝罪を受けた後、お腹は空いてる?と聞かれ、少し軽く食べたかったのでタイピン市内のコピティアムに連れて行ってもらいました。ここで今回、ホームステイするカンポン・デュー Kampung Dew について詳しい説明を受けます。木炭で生計を成している貧しい村だということ、僕が初めての海外からのホームステイ客であること、など。そして、2泊させていただく Pak Wahab さんと友人の Seed さんを紹介されます。サテーを食べ、車でテスコの両替所にも行った(結局、営業時間は終わりだったけど)のでカンポン・デューのお宅に着いたのは0時過ぎ。とりあえず今夜はもう「おやすみなさい」です。

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