内陸部を吹っ飛ばすタクシー
タクシー運転手はジャラントゥトまでの長距離客を獲得した嬉しさか、もともとの性格なのか、くねくねしてアップダウンも多い山道をものすごいスピードで走ってくれました。クアラリピス Kuala Lipis からジャラントゥット Jerantut まで約1時間で到着。
タクシー Kuala Lipis→Jerantut 50リンギット 16時、タクシーはジャラントゥットの町に到着しました。バスターミナルで降ろしてもらい、両替所の場所を聞きます。白タク運転手に連れて行かれた両替所は自分一人じゃ見つけようのないような建物の中でした。日本円1万円札を出すと、ちょっと待って、といい電話をかけます。どこかの本部とやり取りをしたあと、350リンギットだ、と言われました。若干落ちるけど、悪くはないな、と思い2万円を換えてもらいます。
そのあとがちょっとまずかった・・・。白タク運転手はいい両替所に連れて行ってあげたんだから、乗っていけと言うのです。もっとまずかった事に僕は、この白タク運転手にカンポンイボック Kampung Ibok の話をしてしまったので、そのなんたらカンポンまでだって走ってやるぜ、としつこいのです。
・・・、結局、ジャラントゥットの町からカンポンイボックへ長距離白タク乗車することになってしまいました。言い値が350リンギットだったので、向こうから断るだろうと思った180リンギットでもオーケーだったので、引くに引けなくなってしまったのです。あ~あ、内陸部の街、クアラリピスやジャラントゥットで1泊する計画はつぶれ、予定より早くカンポンイボックに行くことになってしまった・・・。
白タク Jerantut→Kampung Ibok 180リンギット だけど、白タク運転手のちょっと会話に不自由のあるおっちゃんはいい人だったのでよかった。何故か高速には乗らないのだけど、ドライブ中は楽しく会話しながら行けたし、日もとっぷり暮れたクママン Kemaman の町で今日初めて聞いただろう地名のカンポンイボックへの道をいろんな人に聞きつつ、ちゃんと送り届けてくれたし。疑って、ナンバープレートの番号チェックしたりしてごめんね、おっちゃん。
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