夜も明けてきて、いつの間にかフアランポーン駅を照らし出していたライトアップも消えていた。哲ちゃんに別れを告げ、駅へと向かう。南下する列車のチケットを手に入れなくては・・・。去年のタイ鉄道乗りまくりの旅では、レイルパスを使ったので、特にこだわりもなく発券してもらっていたのだが、今回はできればRAP(快速列車)のノンエアコン・ファン寝台に乗車してみたい、そういうこだわりがあった。
まずは今日の午後、南下する列車のチケットから。スンガイコーロク行き(13時発・RAP171)かヤラー行き(15時35分発・RAP169)の快速列車のファン寝台を取りたかったのだが、さすがに当日ではもうないようで、あるのは3等車の席番なしチケットだけと言われる。もともと快速列車は3等車がメインで寝台客車は少ないのだから仕方ない。とりあえず、ハジャイまでの3等座席チケットを購入。席番なしなので、席番の記載されたチケットを持った人が来たらどかなくてはならない、実質立ち席券だ。259バーツ。うーん・・・安い。後日使う分のチケットは希望通りファン寝台を取れたので一安心。
今日乗る列車の発車は15時35分、今はまだ朝の6時半。午後まで何をして時間をつぶそうか。
インフォメーションで北線・東北線のタイムテーブルをもらう。15時前、列車の遅れも見込んで、時刻表上で14時くらいまでにバンコクに戻ってくれば大丈夫だろうと思い、バンコク~ロッブリーを往復乗車することにした。
RAP111 Bangkok(07:00)⇒Lopburi(09:42)
ORD202 Lopburi(11:04)⇒Bangkok(14:05) ロッブリーまでの列車はデーンチャイ行きの長距離快速列車。運賃50バーツ。チケットを買ってみると席番の記載がない。なんかいやな予感がしつつも列車に乗車。バンコク・フアランポーン駅発車時点では乗車率は低いが・・・
バンコクを発車してから1時間くらい。楽しく車窓を楽しんでいたのだが徐々に列車は混んできた。ランスィット駅で僕の座っている席の席番が記載された女の子が乗車してきた。あーあ、立たなくちゃ。さいわい隣の車両が食堂車と言うかビュッフェと言うかなのでそこに行き、ジュース1本飲みながら過ごす。でも、自分の席(居場所)がないとなかなか苦しいものだな、と思う。
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