ペナン島最終日はおまけで付けることのできる
「世界遺産登録記念!もっとヘリテージツアー」へ。朝9時にホテルロビーでガイドのヨウさんと待ち合わせ。まずは車でシティテル・ホテル前のトライショーがたくさん待っているところへ向かいます。「どのトライショーがいい?」と聞くので、マレーシアの小旗とパラソル付きの比較的きれいなものをお願いします。トライショーの新規免許登録は停止されてしまったし、修理修繕できる職人も2人しかいないんだそう。ヨウさんが行き先を指示して、しばし20分くらいのトライショー体験。到着したのは
ST.GEORGE'S CHURCH -セント・ジョージ教会- 1818年に建てられた、東南アジア最古の英国教会です。ヨウさんと運転手さんは車で先回りして待っていました。
ガイドのヨウさんは日本語がとても上手で東京にいたこともあるんだそうです。今日は僕たちだけのために半日ジョージタウンの見所といろいろな解説・エピソードを聞かせてくれます。
次に向かったのは、
KUAN YING TENG -観音寺- 1800年代に建立された島内最古の中国寺院。柱の彫刻の言い伝え、大きなお線香のこと、華人の信仰心について、詳しく解説してくれました。
引き続き、徒歩で多民族国家・マレーシアのさまざまな風景を見て回ります。
KUIL SRI MARIAMMAN -スリ・マリアマン寺院- はジョージタウンで最も古いヒンズー教寺院です。屋根や塀の上に彫られているライオンや皇女様などの彫刻について物語と詳しい解説をしていただいたのですが、今となっては頭に何にも残っていない↓ 軽くメモ程度取るべきだったかな!?
MASJID KAPITAN KLING -カピタンクリンモスク- は外観見学だけでしたが、裕福なインド商人が費用を出して建築させたペナン最古のモスクだそうです。ムーア調建築と天高くそびえるミナレットが美しい。
10時半近く、
LITTLE INDIA -インド人街- でブレイクタイム。インド風ミルクティー、要はテータレですね、をいただきます。地元のインド系マレーシア人たちが集うような道路沿いにパラソルと椅子を置いただけの茶店です。後姿ですが、テーをタレてるマスターの写真を・・・。
このあとは、僕も初めて訪れた
KHOO KONGSI -クー・コンシ- です。ヨウさんが入場チケットを買ってきてくれて、さっそく中へと入ります。福建省から渡ってきた邱(クー)一族の集会所として建てられた道教の中国寺院。19世紀末完成。クーさんたちはお金持ちだったようで資料もきれいに保存されています。ここでのヨウさんの解説がまたわかりやすかったのですが、僕たちは三国志とか歴史ものに疎いのでいまいち興味を持てませんでした。ヨウさん、ごめんね。屋根や壁には本国から呼び寄せた職人に作らせた彫刻がいっぱいで、これらを修復できる職人もペナンはもちろん、中国本土にももうほとんどいないのだそうです。
ゆっくりとクー・コンシを見学した後、こういうツアーにありがちなミニ・ショッピングへ。とはいっても、ガイドのヨウさんは無理強いせず、お茶の試飲やお菓子の試食を適当に楽しんだら出ちゃいましょう、とお気楽です。白珈琲は美味しかったけど、それ以外の多種多様なフレーバーのお茶やコーヒーはなんだか凝り過ぎていて正直美味しくなかったな。バティックのシャツやハンカチのお店も体験染めだけしてすぐあとにしました。
ツアーの最後はランチ。ジェッティ近くのコロニアルスタイル・レストランでババニョニャ料理のコースです。僕がまだマレーシア初心者だった頃、マラッカで食べて辛目の味付けにひーひー言ってた食事と同じような感じです。中華とマレーの香辛料が交わった独特な味の料理でした。
このあと夕方の集合時刻までどう過ごしますか?と聞かれたので街歩きをします、と言ってコムタまで車で送ってもらっちゃいました。プランギンモールをぶらぶらしたり、New World Park のフードコートに行ったあと、タクシーでホテルへと戻ります。
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